もののけ姫のかわいいこだまのモデルは?こだまの正体は精霊?

もののけ姫に登場するかわいいキャラクター「こだま」。

作中では、こだまを怖れるシーンがありますが、主人公のアシタカは平気な様子。

一体「こだま」とは何なのでしょうか?


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森の中で沢山のこだまたちが登場します。

こだまはとても多くの場面で登場していますが、一体その正体は何なのでしょうか?

こだまってどんなの?

こだまは、もののけ姫に登場する架空の生物。

生きているのか幻なのかも定かではない。

見た目はとても小さく、森のあちこちにいる。

全身は無毛で白く、頭には顔のようにも見える黒い斑点がある。

個体ごとに大きさや体つき、頭の形や斑点の個所が違っている。

タタラ場の人たちは怖れ、嫌っている様子だが、アシタカは怖れることはなく、こだまも親しげに近づいてくる。

森の中に無数に存在していて、どんどん仲間を呼んで集まってくる。

こだまの正体は?

シシ神の夜の姿「デイダラボッチ」が森へ戻ってくる時に、沢山のこだまたちが現れる。

タタラ場に住む人間たちは、シシ神は命を奪う神と怖れ、そのシシ神を呼ぶこだまも怖れている様子。

こだまの正体は、豊かな森に宿る「森の精霊」という位置づけ。

こだま自身は、人間に対して敵意は全くない。

こだまというキャラクターそのものは、森の木々たちの生命の息吹をビジュアル化させたもの。

森を焼き払い、破壊していくことは、多くのこだまたちを滅ぼすことにつながる。

日本に伝わる「こだま」伝説

こだまとは、気の精霊を意味し、「木霊」「木魂」「樹神」といった表し方が古くからあります。

気に霊が宿っていると例え、森を破壊することを神の領域を侵略することとも例えられる。

「こだま」は山彦とも同じ意味だと聞けばわかりやすくなるのではないでしょうか。

山に向かって大きな声を出して叫ぶと、反響して返ってくる現象を山彦が引き起こした現象だと昔から言われています。

声が返ってくる現象のことを、「こだまする」という言い表し方をするのも、山彦伝説、木霊伝説から来たもの。

目だって大きな伝説が残っているわけではないですが、沢山の木が生い茂っている山なら、どこの山でも体感できる現象なので、木々の豊かな森に居るというところの辻褄は合うことになりますね。

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ラストシーンでこだまがいる意味は?

様々な動乱を経て、終焉を迎えたひとつの物語。

最後のシーンでは、一度は滅びた森の中に、一人のこだまがいます。

これが意味するものは、やはり、生命の力強さでしょう。

小さな命から始まり、それが沢山集まって、大きな生命の息吹となる。

この一人のこだまがまだ存在しているということは、その後に森が再び再生へと向かうことを示しているのでしょう。

「風の谷のナウシカ」でも、ラストシーンは植物の新芽でしたので、これと似たような表現なのでしょうね。

「こだま」が「トトロ」になる?

こだまに隠されたもうひとつの秘密。

こだまがトトロになるというもの。

「こだまって後々耳が生えてトトロに進化するんだよ」

と語ったのは、宮崎監督本人。

確かに、森を守るひとつひとつの小さな神様だとすると、それが大きく成長してトトロになるというのもうなずけます。

実際に、「となりのトトロ」の住んでいる森には、ご神木とされる巨木が茂っています。

「もののけ姫」日本の豊かさを象徴した作品

日本の豊かさと言えば、やはりこの大自然です。

宮崎監督が表現したかったものは、日本人ならではのものではないでしょうか。

文明を築き、神の領域を侵そうとし、洗礼を受けて一度は滅びる。

そしてまた蘇る。

日本の歴史を紐解いていくと、ひたすらこれを繰り返しています。

日本には八百万の神様がいると言い伝えられ、大自然の中にも神様たちは存在します。

いると信じればいるものだし、いないと疑えばいない。

神様の存在を感じなが生きられるのは、この豊かな日本に住んでいる私たちにしかない感性だと言えるでしょう。

もののけ姫は、人間たちの欲望や復讐を織り交ぜながら、神様の導きを表す素晴らしい作品なのです。

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