「もののけ姫」アシタカのセリフ「 「シシ神は傷は癒しても痣は消してくれなかった。呪いがわが身を食い尽くすまで、苦しみ生きろと」を考察

心に響くジブリアニメ。

「もののけ姫」の主人公・アシタカのセリフ。

「シシ神は傷は癒しても痣は消してくれなかった。呪いがわが身を食い尽くすまで、苦しみ生きろと」について考えてみます。


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印象的な場面の多い「もののけ姫」。

中でも、呪いを受けたアシタカの想いとセリフは考えさせられる。

セリフの言葉の意味は?

「シシ神は傷は癒しても痣は消してくれなかった。呪いがわが身を食い尽くすまで、苦しみ生きろと」

これはそのままですね。

生と死を司るシシ神。

タタラ場で石火矢によって撃たれ、死にかけていたアシタカ。

やっとシシ神に出会うことができたアシタカだったが、その時には瀕死の状態。

腹に受けた傷は完全に癒されていたのに、腕の痣は残されていた。

セリフを放った時のアシタカの心境は?

アシタカは自分はもう命が終わるとまで覚悟していただろう。

意識が朦朧とする中で、シシ神の姿を感じた。

目が覚め、自分の命が救われたことには当然気づくが、右腕を見ても痣は消えていない。

これほど複雑な心境になることはないだろう。

そのまま命が尽きれば、呪いも命とともに消え、アシタカの苦しみは終わっていた。

逆に、命を与えて呪いを解くという道もあった。

しかし、そのどちらも与えることはなく、痣を残して生かされた。

これは、自分の運命を受け止めて逃げずに生きろと言われているように感じたはずだ。

また、西を目指して来た時、シシ神に救われようと考えていた自分もいたはずだ。

故に、アシタカは目が覚めた時にはとても辛く苦しい気持ちになったに違いない。

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アシタカにとって大きな転機となる

呪いを残したまま、生かされることの意味を考えたアシタカ。

自分のしたことから逃げることはできない。

他の誰かに救われることもできない。

定めと向き合い、ただ生きていくことを受け入れる他に道はない。

この出来事をキッカケにアシタカは何かに気づき始めている。

そして、さらに強く突き進むことができる。

逃げるから追ってくる

どんな運命であろうと、向き合って生きていくしかない。

苦しみから逃げるからさらに苦しくなる。

アシタカは、全てを解決する方法をずっと考えていたが、やはりそれぞれが自分と向き合うことでしか共生していくしか道はないと考えた。

呪いから逃げるから終わらない。

憎しみに身を委ね、苦しみから逃れようとするから苦しみは追ってくる。

どこまでも追ってくるのは自分の中にある弱い自分。

他の誰かのせいにするのではなく、やはり自分の運命と向き合って生きていくしかないのだとアシタカは悟る。

誰にでも呪いはかかっている

このアシタカが生かされるシーンは、かなり複雑な心境になる。

これがもし自分の身に起きていることだとしたら、それはとても辛く苦しい現実となる。

また、他のどのキャラクターを見ても、境遇が違うというだけで何かの呪いを受けている。

その呪いを断ち切ることができるのは、自分自身しかいない。

必ずこれは誰の身にも起こっていることではないだろうか?

アシタカの運命は辛いはずだ。

それでも強く生きることを決めている。

この姿をあなたならどう見る?

そして、今ある呪いをどのように考えるだろうか?

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